ジョムティエンネタが続くが、、リアルではもう移動済みなのでジョムティエン記事の連続はこれで最後にしておこう。
今回は、ジョムティエンコンプレックスのド真ん中にある盲人マッサージについてリポートする。
何故、こんな場所にあるかは、皆目見当も付かないので訊かないで欲しい。

先日のThe Venueから徒歩2分か? 見ての通り、夜間はネオンが妖しく辺りを照らし雰囲気抜群な感じなアーケードをくぐると、TBMI(Thai Blind Massage Institute) と書かれた黄色い看板が目に付く。
店舗外観は、視覚的に綺麗に纏まっていて、最初は宿か何かと想った次第だ。ソイ・ブッカオの100バーツ・マッサージを愛用し始める前は、私もあしげに通っていたのを覚えている。

(一度、100バーツマッサージを利用してしまうと、決して元には戻れないのが、パタヤ侍の掟だ)価格体系は、この通り明確で店舗外に大きな看板があり、変なサプライズは無しだ。
それでも180バーツでブッカオ修行僧からしたら、ほぼ倍額を払うのだから何かしらの理由が欲しいと想うのが人情だ。
ところが、、有るのだ!しっかりと。。(あくまでも個人的な主観ですが。。)過去のマッサージ記事で何度も述べてきた通り、マッサージは純粋にセラピスト次第だ。
無論、店舗やブランドではなく性別ですらない。
要するに、セラピストの技術と己の要求、、これに尽きる。

(先ず、自身がどうされたいか決まっていなければ、極楽体験には結びつかないのは至極当然。マッサージを楽しめる様になるのも、ある程度の経験が必要だ)

私は、用途によって臨機応変に使い分けている。
寒い日本からの移動直後や、連日のバリ波乗り地獄からの解放時、または連日のパタヤ・デイリーワークアウトからの回復用途、それか純粋に就寝前のリラックス用途等、、全てニーズが違う。
随時、変動する手持ちの選択肢の中から選んでいる。

(セラピストの高い流動性は、メジャーリーグベースボールなど比ではなく、、折角、有能な選手を見つけても短期間で消失してしまうのは日常茶飯事だ)

過去のブッカオ100バーツマッサージの記事はこちらにあり、概要の理解には多少なるのではないかと。。

こんな感じに。。。パタヤ熟練修行僧になれば多くの隠し玉を持っている。見よ!この力強いプレッシャーを。。魔球を変幻自在に放る彼女達は相当タフだ。

そう、ここTBMIのセラピストの盲人の皆さん、彼らの鋭敏な触覚をベースにした施術は当然、非常に細やかで繊細。
且つ、男性は押しなべて強く押してくる。店に入ると、、普通の受付でチェックイン。
先ず施術タイプ、次いで施術時間、希望のセラピスト、その他要望を訊かれる。
特に希望が無ければセラピストの希望性別を訊かれ、向こうでそれらしい人を選んで貰えるだろう。
どうやらこの手の施設は、リラクゼーションマッサージやスパという位置付けではなく、盲人マッサージは何処も治療院的な趣を感じる。続いて、幾つか有る大広間の施術室に通される。ファンシーな所は何もない、ただ地べたマットスタイルだが、ここはマッサージ自体が売りなのだ! 余計なものは要らない。。
暫く待っていると彼らのお出ましで、いよいよお楽しみが始まる。
電話やお喋りはご法度で静寂の中、施術だけが静かに進行する。
彼らを決して侮ってはいけない。
視覚情報が期待できない分、彼らは、我々が理解している以上に雄弁な我々自身の体の反応を感じながら施術をするのだ。
痛い位押してくるが、痛すぎることは無い。
何故か英語も達者な人も多い。

私には、盲人マッサージの本当の良さは、常人マッサージと盲人マッサージの両方を受け慣れてみないと判らないのではないかと考えている。
私の知る限り、TBMI盲人マッサージはナクルアにも、もう一軒ある。
規模は多少大きいが、基本的な所は同じ。

パタヤ来訪時、盲人マッサージに是非トライしてみたくなったら、好きな方を選んでみればよいと想う。

きっと、そこそこ満足できるのではないだろうか。。