今まで、何度も記事で採り挙げているが、ヌサドゥアエリアにはBTDCと言われる政府主導の観光開発政策によって造られた高級ホテルなどが集中して建ち並ぶエリアがある。
国際会議、スポーツ文化イベントなどがバリ島で開催されると決まって使われるエリアだ。広大な敷地エリアは壁で囲まれ、セキュリティーチェックポイントのある主な3ヶ所のゲートを通過しないと入れない様になっていて、常に綺麗に整備されている。
高級ホテルに泊まり、このエリア内だけで過ごすのならバリは地上の楽園だと想えなくもないだろう。。このBTDCエリアないには、コンベンションセンター、シアター、ビーチクラブ、博物館、病院、飲食店、デパート等、一通りの観光用途が完結できるような造りになっている。
今更感が拭えないが、今日はその飲食買物エリアを成しているバリコレクションを挙げることにする。

所在は、空港やクタ主要エリアから来れば、ウングライ・バイパスの終点になる。
トールロード海上有料道路を使い、ヌサドゥア料金所を降りてバイパスに入り5分程の距離だ。
今更どうってこともない、英語で言えばスリップモールだが、各種レストラン、雑貨屋、ライブミュージック、、スタバ、アイスクリームパーラー、書店、眼鏡屋、薬局、酒屋、スパ、SOGOデパート等のテナントが並び、一応の観光用途が完結出来るようになっている。

ビーチリゾートのバリでは、昼間から買物に繰り出す観光客は少ないだろう。
やはり昼間は閑散としているが、夕刻以降からは付近のホテル宿泊客らでかなり賑わってくる。

エリア内に限って言えば、清潔安全で家族連れ用途にはピッタリだが、典型的なツーリストトラップ的なお値段も目立つ。

営業開始が、軒並み午前10時以降なので朝食用途には合致しないが、私もアテンド用途での昼食や夕食などで利用することもある。

こんな物もありますけど。。。この手のベストプライスは、あくまでも向こうにとってベストプライスが多いので、やる前に値段がちゃんと交渉してくださいね!

もう一つ付け加えることがある。
ここヌサドゥアエリアは、バリ島雨期の(11月から5月頃まで)主要波乗りスポットの一つだ。
事実、このバリコレクション裏にも、初心者向けから上級者向けスポットが数か所点在している。

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時期によってはかなりの賑わいを見せるこのエリアで波乗りをしていると頻繁に尋ねられることがある。
急性のマテリアル、ギアー関連トラブルなどで、至近のサーフショップの所在を訊かれるのだ。

それで真っ先に頭に思い浮かぶのは、数ある街中の店舗群だろう。
世界屈指の波乗り天国だ、サーフショップなど街中に行けばそれこそ無数に在るのだが、同時に渋滞地獄であるバリ島だ。(幸い、幾つかの当局の改善策が功を発し、かなり改善はしてきてはいるが。。)

波乗り中にいちいち市中まで買い物に行くのは難儀だ。
だが、バリコレクションの中にあるのだ。
アパレル系に特化してしてプロショップとは少し趣が違うが、主要有力ブランドが軒並み店を出していて、消耗品の類なら妥当な値段で販売されている。
わざわざ街中まで出向く必要はないので、当地を訪れるサーファーの諸君は覚えておけば良いだろう。
その方が、かなりの時間の節約になるだろう。

この通り日本料理店なんかもありますが、個人的には未経験なので内容は不明です

SOGO デパートに入ってみると、、典型的な光景が。。。 それでも、先進国からの基準に照らせばお得感がない訳では無く、セール時などは、結構なお買い得になることもある。
財布のひもが緩んでいる時には有効な選択肢かもしれない。
私の友人は専門店で眼鏡をよく誂えている。
彼曰く、本国の米国本土で作るよりは、値段的に価格が半額以下で済み、品質やサービス共に満足していると言っていた。(フレーム、レンズ共に日本製だったと言っていたのを覚えている)

SOGOのHPはこちらから

Bali CollectionのHPはこちら

特定の必要な物があるのなら手ぶらで来訪し、この地で購入して帰るのも現実的だ。
周辺諸国を含めて、今ではすっかり西洋型消費主義に沸く立つ東南アジア各地の観光地、神々の棲む島バリ島も例外ではない。わざわざ遠路遥々バリ島まで来てブランド物を買ってもなんて、野暮なことは言いっこ無しだ。
時間と代償を払い、赤道を越えて遥々とこの地まで来ているのだ。
各人が、好きなように過ごせばよいのでは?

このエリアの良い目なホテルを巡回するシャトルバス・サービスもあるので至近に宿泊の折には利用すると便利だ。

シャトルバス・スケジュールはこちら

そんなバリコレクション、バリ島観光のビーチアクティビティーや遠出に飽きたら、ゆっくり数時間過ごすにはちょうど良いだろう。
ふらっと、立ち寄るのも悪くないと想う。