近年、テナントの入れ替わりが激しいアベニュー・パタヤ。
特に2階などもぬけの殻状態で、悲壮感漂いこのままデッドモールへまっしぐらかと思いきや。。
半年ほど前か? 一階フロアだが、知らない間にフードコートが出来ていた。

フードコートの名前はフードワールド。アベニューのセカンドロード側からの入口の外観

今更、フードコートなど特別視するべきものでもないが、街の賑わいが南から北部エリアにシフトするにつれ、逆説的にアベニューなどの利用価値が生まれてくる気がする。

今ではすっかり街の中心地に躍り出た感のあるパタヤ・北エリア。その爆心地ターミナル21では、勿論、シネマもフードコートもご機嫌で素晴らしいが、行って入って出て来るだけで結構、煩雑になることも。特に週末などでは何をするにも行列になる。

現にパタヤでの映画鑑賞などで、映像大作などでない限りに於いてだが、アベニューのメジャーシネプレックスにサッと行って、至近にバイクを停め、サクッと入って、パッと空いてる席に座り、チャチャっと目当ての作品だけ鑑賞して戻ってくるってのも至極手軽で便利な方法だと想う。

アベニューの裏側ソイ・ブッカオサイド、ソイ15からの入口の店舗外観。

フードコートも然りだ。
ブッカオ・ソイ15よりバイクを直接乗り付け、入口まん前に駐車してアクセス、ものの30秒で入館できるのは大きな魅力。

アベニュー裏口ブッカオソイ15からアクセスすると入口付近にバイクを駐車出来て利便性が高い。

通りを挟んで対面にバーやらマッサージや、コンビニ等もある。
但し、このブッカオ・ソイ15は、ソイの両端ともに徒歩で進入すると結果、思いのほか長い距離を歩く羽目になるので注意が必要。
私なら、決して徒歩では進入しないだろう。

以前の古い記事でパタヤのシネマについて説明した記事に似たようなことを書いた記憶がある。

パタヤシネマの前記事はこちら

肝心のフードワールドはと言うと。。このようになっている。プリペイドカードを入手し、、お目当てを吟味物色、、、決まったら注文し、、好きな席に着いて、後は待つだけ。。特別なことは何もないフードコート。
タイのストリートフードは美味で楽しいが、私個人はどうも日中、炎天下での利用は躊躇してしまう。
その様な状況下では、私は努めて室内の店舗利用を心掛けている。
そのおかげもあってか私の長いタイ歴を通しても、未だ酷い経験はしていない。

少なくとも館内、冷房は効きすぎるほど効いていて、食材もちゃんと冷やされている筈だ。

それで当のフードワールドの使用感だが、、利用チェックをした時点では (2019年6月期)端的に言って平均を少し下回るレベルだったと言わざるを得ないだろう。

まず、私の注文した何のことは無い粥に(英語でゴンジーと呼ばれる)意外な程の長い時間を要した。
おいおい、タイ人の国民食だろ!ターミナル21のフードコートでは、手際鮮やかにあっという間に出てくる。。

次に課金カードの取り扱いに手間取り、、オバちゃんがすったもんだ。
これまた長時間待たされる。
どうやら、全く慣れていないようだった。

そして肝心な味も、値段の割に平均以下な残念な結果。。
最後のダメ押しが、気を取り直しタイデザートを注文するも、注文後に当該品の賞味期限切れが発覚し、返金処理に再度手間を喰い、またタメ息。。結果、僅か3品の手早い小腹満たしの用途すら、まともに満たせずに不満足な結果で、、良いとこ全く無し。。

同行の知人の焼き飯だったか? なんでも黙って食べることの多いドクダミ系パタヤ修行僧の彼も食後の感想は、美味くはなかったとのこと。
道理で店舗外観、設備、立地などの好条件の割には、見ての通りに店舗内が空いているのも頷ける気が。

たまたま、我々のケースが悪かったこともあり得るが、合計4品の注文で全ての結果が芳しくないのは、何かの証左だと思わざるを得ない。

タイで珍しくコケた我々のささやかな食事会。(多分、最近では記憶にない。。恐らく初めての経験だろう)

この後に別のところで口直しを敢行して事なきを得たが、後味の悪い体験だった。

いささかこれでは失敗体験反面記事になってしまうが、それはそれで人様の役には立つであろうと想うので載せてみた次第だ。

特に短期旅行の人達にとっては、毎回の食事が貴重な異国体験になるべきで、その機会を無駄に費やすのは痛々しいほど馬鹿らしい。
まして、この地域きっての美食文化圏に居るのだ!
周りには無数の美食体験が諸君を待っている筈。。

皆さん!そこら中に美味い物ばかりが転がっている。。
文字通りに、それはそれは沢山転がっている。

目、嗅覚、心の目、それに財布をしっかり開いてそれらを吟味してほしい。
そうすればきっと刺激に満ちた体験になるだろう。