この店も今更感全開だが、一応紹介しておこうと想う。
経験豊かなパタヤ修行僧なら誰も一度は、GOGO行脚の前後に水膨れして文句を言う胃腸をこの場所で宥めすかした経験がある筈だ。しかし、ここで一つだけ困ったことがある。
Walking stに居る理由はなんだ? 当たり前だが、GOGO修行に他ならない。
その時点で頭の中は修行モードだ。
頭のRAMメモリーは容量一杯で、煩悩とアルコールと大音響に曇る思考は、既に一つの事にしか焦点は合せられない。
私も例にもれずいつも決まってここで、せこく汁ソバを啜るだけなのだが、、店舗情報を全く存じていない。

長年に渡り堅実に家族経営され、存続している単なる屋台っぽい店舗なのだが人気店であるのには間違いない。
全能のグーグル様で見てみるとどうやらナナ・シーフードと言うらしい。
所在は、ウオーキングストリート・ソイダイアモンドの一本手前のソイ15の路地、シャークGOGOの隣になる。

隣にシャークの看板がみえる。果たして私の愛用している汁ソバがナナ・シーフードによって供されているのか?それともただ単に店先に出ている別口の屋台によるものなのかは、はっきりしないのだが。。

こんな通りに居る時点で、客は当地の関係者、または仕事前後の嬢達か、酔客、修行僧達に他ならない。
言ってみればパタヤの主要構成人員達で、ローカル外国人とステイタスは違うが基本同類。
相違と言えば、市場のアッチとコッチの立ち位置の違いだけだ。その彼らを相手に代々、商売しているのだから実力は証明されている。
しかも、世界的に有名なストリートフードのキャピタルでだ。

魚は活きている。。生き〆されているところが、誠にニクく文句なく新鮮だ。海関係者である私がシーフードを食べるならこのような店でしかありえない。

手早く小腹を満たしたいだけで、大それたシーフードなどはここでは要らないという向きにも、汁ソバや一般的なタイフードが一般価格で網羅されているので心配無用。
場所柄、客のニーズは外したら商売は成り立たないのだ。
営業時間は夕方から、午後6時頃からやっていて、終了も大体想像が付く夜半過ぎ頃までだ。

単独でも良し、グループ用途で楽しくでも良し、連れ出した蝶に餌をヤルでも良し! あらゆる用途に文句なく合致するナナ・シーフード、覚えておいても損はないだろう。