昨日は思いのほか強いウネリで意外だったのだが、今日は概ね予報通りの5ft前後のスタート。
数日前までのウネリ程強くないが、依然として相変らずの西うねり225度前後らしい。緩くまったりとセンターからコーナーにかけて割れている。
午前8時、潮位が上げ過ぎる前に入水した。
明日は10ftの予想が出ているので、上から2番目の長い板を持ち出し慣らし運転を試みる。
本日、今のところは風の影響は少ない。

緩くダラダラ系の腑抜けた涙が、西側に向くにつれて高さが出てくる。

独りで出ようとしたところ、やはり同じことを考えていた親しい友人JDと重なり、仲良く一緒に出ることに。

先月の大きい日に果敢にチャージするJD氏。最近、奥方が2人目を身ごもった聞く。あまり無茶はしないほうが。。

タイミングを見計らって2人で出たのだが、、私は普段、この場所では使わない長い板が、連続するセットに引っかかり抜けられずに、一回やり直しの憂き目に遭った。
短い板のJD氏はソツなくラインアップへ。
やはり、7’3ではこの場所には長すぎるようだ。

それでも、何とか出れた途端に5ft程のセットが私の目の前に転がり込んでくる。
着いたばかりの5秒程、まだ呼吸も心も準備出来てはいない。
まして、脱いでやるシューズを履いたままだ。
本心はスルーしたかったのだが、先着のJDに声を掛けれれてしまい、行かない訳には。。。
しょうがない、、今シーズン初めて出した板だ、急いで挙動と反応を出来るだけ頭に思い出してダウンロードしながらテイクオフ。。
なんだか、石橋を叩いて渡る様な情けない無難な乗り方になってしまったが、普通に300m程の距離が出た。

緩い波でも芯からちゃんと乗れば何百mを乗れるのが乾期のブキットの波乗りだ。

うん、まあまあだけど。。
暫くすると、この世界では名の知られたMrJim・Banksさんが パドルアウトしてきた。

彼は本物のビッグウエーバーだ。
何年か前、ウルワツ屈指の最沖ブレイクのボミーズで彼と2人でやったことがある。
私は正直、怖くて一段下がって波待ちしていたのだが、彼の圧巻な捨て身のテイクオフに畏怖の念を感じたのを覚えている。
インパクトを避けて巨大な泡に飛び込んでいたな。。
彼はその後、鼓膜を破り現場で平衡感覚を失くしてかなり危ない目に遭った。
今朝訊いたところ、もう年齢が60になったので、その経験を境に自重していると言っていた。(ホントかよ!)

彼の削る板は本物の波向けだ!マニアには垂涎でなかなか手に入らない。

興味があればこちら

そんなこんなで、仲のいい2人の友人と、久々に一緒になった大御所と私の4人で廻し廻し乗り込んで、私は総数7本で潮が上げて終了。
常駐組のやり方をよく視れて良い修行だった。
明日は大きい、今から少し緊張気味だ。

早く寝て明日に備えようと思う。