最近のLCC各社のセール攻勢にうまく便乗でき、ようやく出国の運びに。
搭乗したのはタイ・エア―アジアXJ603便。
一日に3便程あるか?日タイ間のリピーターにはお馴染みのルートだ。
運行機材はエアバス330-300 中距離路線向けの大型ワイドボディー機材でこの手のLCC中距離運行需要に合致したお馴染みの機体。
ワイドボディー機だけあり横幅がある。
確か座席配列は2-4-2、機体後部39番以降は2-3-2のゆったり配列。今回、私が選択した座席は最後部の44H席。
機材を問わず、10年以上愛用している定番の最後列通路側だ。
飛行中、立って自由に行き来出来、客室後尾に僅かにある空きスペースで体を伸ばしたり荷物をいじったり出来るので気に入っている。
尚、もう一つの楽しいアドバンテージがある。
色々と効率化されているLCCとは違い、フルサービスキャリアでは幸運なら乗務中に手の空いたCAさん達とお話が出来ることもある。

通路を歩いていた時のキャプチャー画像なのでぶれているがご容赦ください

以前、サービスに定評がある某アジア系有力航空会社の便に搭乗した時には、とてもよくしてもらった記憶がある。
何回かあった嬉しい個人的なおもてなしも、今となっては楽しい思い出だ。

エア―アジアXJ603便エアバスA330-300の客室最後尾の中央列後ろにはかなりの空きスペースがあった。これなら中央列でも良かったかもしれない。

最後部44番中央列GFDの座席の後ろのスペースは広く利用価値がある。
同時に最後部のサイド2列AB?KH席は、AirAsia近距離機材と違ってちゃんと背もたれが後ろに倒せる。(AirAsiaの近距離用機材では真後ろに壁があり背もたれは全く動かせない)

ちゃんと空きスペースがありリクライニングが出来る。近距離用機材ではこうはいかない

最近は、若い頃と違い6時間前後のフライトでも私にとっては結構な苦行だ。(もう、北米線や欧州線の12時間以上のフライトなどは御免被りたい!) 随意にいつでも動き回れる環境は嬉しい。

最後尾のトイレ前、CA達のジャンプシート前でもある。勇者は是非、チャレンジしてほしい

他の機内サービスは、特に特筆するものは無いエア―アジアの標準的なものだった。
雨期オフシーズンのタイ王国、成田でチェックインカウンター業務も乾期ハイシーズンと違って何ら混雑することなくスムーズに通過。
カウンター職員に訊いてみると、6月のこの時期は、各社とも大体こんな物で比較的お薦めな時期ということだった。(セール乱発もうなずける)最近連発して掲載しているLCCのセール情報の通り、過密路線の東京―バンコク便は、エア―アジアの他にもノックスクートやタイライオンエアなどもほぼ同じ時間に出発する。
離陸便の集中の為、誘導路上での離陸待ちに50分程かかったのは想定外だったが、僅か1万円余りで常夏の微笑の国まで一飛びだ。
簡単なので皆さんも試してみてはいかがだろうか?