先日、前々記事でセールを紹介したセブパシフィック航空が日本発着便を対象に再度サマーセールと名を変えナント新たなセールを打って来たので少しみてみる。
大体、前回のセール対象期間中の現在、さらに安い新たなセールを出すなど素人目にもナンカよろしくない感じがしないでもない。
何が起きているのだ?と想った次第だ。
詳細は不明だが販売期間は5月7日まで、もしくは残席がある限り。
搭乗期間は6月1日から9月30日までと小さく出ている。
提示価格は先日のセール価格とほぼ同様だが大阪―マニラ便が約半分、
成田ーセブ・マニラ便が1000円程安価に設定されている。
試しに出発日を6月10日に入れてみても、、9月最終週に変えてみても、、他路線に変更しても、、サマーセール価格にはかすりもしない。笑
注目の新路線 成田―クラーク便も就航開始日から9月30日までを探してもセール価格は提示されない。
8、9月の連休が絡まない日付にて、辛うじて片道11000円台が出てくる程度だ。
意味不明な販売攻勢だな、、前回のセールの結果が芳しくなかったのだろうか?それとも何か別の理由があるのか?
実は当のセブパシは先月の大地震以来、国内運航便を中心にフライトキャンセルを頻発している。日本語サイトでは詳細には、あまり触れられていないが。。
英語系のニュースメディアを幾つか漁ってみると、、労使間のトラブルで運行系統社員の同時大量離職が起きていると複数のニュース媒体出ている。
あーあ、これだ! これだ、これが今起きているのだ。
5月に入り、連発するようにセブパシのフライトキャンセル情報が入って来ていてその数は増えるばかりだった。当初は地震の影響かと感じてはいたが当の空港は営業再開しているので、訝しんでいたところだ。
詳細はこちらのYou tubeから
要するにフィリピンの新興最大手LCCのセブパシフィック航空だが、従業員が給与待遇をめぐり他社に逃げてしまった訳だ。
同社のメディア担当者は相次ぐフライトキャンセルの理由については、前例のない困難な状況に立ち向かっているところで、間もなく問題は解決されるだろうとお茶を濁す返答ばかりだった。
私も個人的によく訊かれるLCC関係の質問、、どれがいいかって?安いのはまことに結構だが、安全性に関するところは削ってほしくないのが本音だ。飛行機を飛ばしてんだからな!洋上を何時間も飛ぶ国際線で、JR高速バス並みの料金はどう見てもおかしいだろうと答えることにしている。
セールプロモ価格は別にしてだが、5000円で喜んで飛んで行っても着かなかったら元も子もない。
LCC全盛の現在、ちゃんとしたビジネスモデルで低価格を実現している会社なら良いのだが、それ以外の手法で安い所は怖い。
特にフィリピン、インドネシア等の島しょ国のマイナーエアーラインなどには私はゾッとする! 当ブログで度々述べてきたことだが、途上国や中進国の航空会社利用は慎重に行きたいものだ。
このようなサイトもあるので各自で随時調べて欲しい。
個人的な事だが、ここのところセブパシフィック航空に関する記事を2本立て続けに出したのは、直近のアンヘレス修行考慮している為だ。
先月の大地震、なにやら経営上の懸念を抱えているセブパシが心配なので注視している。
安価で予約を入れても運行自体をキャンセルされると個人旅行者にとっては大きな頭痛と手間は免れない。
関連する旅程や宿泊予約変更は必至で、たとえ安いクーポン等を貰っても赤字に見舞われる。
何度か、空港で楽しい筈の旅行自体が吹っ飛んでしまった短期旅行者の、なんとも痛々しい光景も目にしたことも。(しかも、気分がウキウキな筈であった出発チェックインカウンターで!)
LCC航空券購入前に、是非各社のキャンセルポリシーを理解することを薦めるしだいだ。
歴史的?なGWも大詰めの本日、今この瞬間にも多くの同胞達が旅の余韻と思い出を胸に反芻しながら? あるいは酔っぱらいながらか? 洋上を飛行しているのだろう。
私としては彼らの無事帰着を願うばかりだ。
みんな本当に戻っている途中らしく、、休暇が終わる時の虚脱感と長時間フライトのウンザリ感を想像すると、悪いが少しだけ笑える!
他人事だが、皆さんご苦労様のお疲れ様。明後日から頑張ってくれ!