以前、トニーズブッカオジムを紹介したが今回はサードロード本店を紹介する。本来ならこちらが先だが容赦願いたい。場所はサードロード、パタヤサウスロード交差点に位置し大きな敷地に数施設が隣接、点在している。

詳しい経緯は知らないがこの街でのジム業会としては先駆者で、エンターテインメントビジネス全体としてもパイオニアなのではなかろうか? レセプションには何やら悪のオーラを沢山発散する有力者らしき人物の写真が飾られている。治安機関の高官なのだろう、いつも思うのだがその中の一枚の写真、亡命中のタクシンーシナワトラにとても似ている。ていうかそのものに見える。次回受付に訊いてみよう。

後日、訊いてみたところ慇懃に会釈をしている中央の男性はやはり別の有名な高官で凄く悪いことをしない限り会えることは無いそうだ。オー怖い、会えないに越したことは無いな、名前を聞いたが失念した。しかし、白いスーツの男性がMr.Tonnyなのだそうだ。ガラ悪いな、まるでヤクザだ。

ジム内部はファラングレードの広大なもので、一階が主にフリーウエイト、高重量マシン系で2層目がカーディオ系、マシン系となる。周辺に点在するすべての施設は未だに使ってはいないが重複する施設も含めてたくさんある。

ムエタイ系もあるが料金体系、利用形態は一般ウエイトジムと異なるのかもしれないが未確認だ。利用者は夜間に多少、多くなるがキャパシティーが大きいので待つようなことは無く、概して何時も空いている。駐車場も充分にある。

利用料もデイパスから年会員、はては生涯会員権まであり、パタヤに骨を埋める覚悟のある老ファラン達と同様のパタヤ原理主義者の向きには合致するだろう。その他各種プロモが随時うたれている模様。

笑ってしまうのがトニーズブッカオ店にもあるが受付にデカい看板で、一部のスタッフの信用性に問題があるので支払い証明レシートなどを保管してくれと掲示されている。客は信用できるが自分とこのスタッフが信用できんらしい。笑 東南アジアらしい良くある話だ。

そういえば数年前、トニーズジム不法移民ミャンマー、カンボジア人を就労させてて当局に摘発されてたな。そういうことなので貴重品などジムにもっていかないのがベターだ。それで困る人達は一体何しに行くんだろうか?地元企業として、いつ何時も信仰心のとても篤い王国の皆さん向けの敬意も怠らないらしい。

と、ここからはついでにパタヤに無数に点在する単体街ジムもついでに簡単に載せておく。この手の施設は本当にどこにでもあり大概、安価でハンディー。宿泊施設のそばで見つかれば便利なことこの上ない。

先ず、一軒目はサウスパタヤロードビックC敷地内、隣接する建物で見つけたpure pure fitness center. なんなんだこのネーミングは?これが本当の名前かどうか定かではないが写真にそう出てる。

施設はみての通りの典型的な街ジム。短期、中期の旅滞在利用なら問題はないはずだ。鍛錬、修行は道具ではない。やり方なのだ。最初から持ち物が不利だと嘆くのは修業が足りていない証左だ。

若干、安価な利用料金、サウスパタヤのスクンビット幹線寄りに滞在する場合や、恒常的に行われるサードロード、トニーズ駐車場に引っ張られる交通取り締まりを嫌う場合に利用し安いのではなかろうか。

つぎはジョムティエンロッポーコンプレックスで見つけたParagon gym. 場所はジョムティエンきってのバービア群、ロッポーコンプレックス入口に向かって右側だ。すぐわかる筈なので詳細は割愛させて頂く。

バービア一店舗分のスペースで営業しているのでジムとしては狭いが、店主カップルがこの道の上級者でともに過去に受賞歴があるようだ。

よって道具類は一通り揃っていて機能もしっかり管理発揮できている。料金はファラン、ローカルは同額と男気たっぷりに明記されている。

客層はジョムティエン在住ファランとまたはその連れのようだ。

ジョムティエンで海中水泳かランニングするときに何度か利用しているが店主は無口なのか言葉を交わしたことは無い。ジョムティエン宿泊の向きは利用してみてはいかがだろうか。その他、バイクで走っているとこの手の施設は本当にたくさんあるが、大体どれも似たり寄ったりなのだろう。トニーズ本店のデイ料金も年々、上昇している。ニーズ、状況によって使い分けるのが賢明なやり方だ。