カリフール、言わずと知れた仏系スーパーマーケットでここバリにも数店あるが、日常では特に指定がない限り、通常はサンセットロードの店舗を指す。品揃えは流石に大手で無難なものがほぼすべて揃っている。最近は某東アジアの大国からの短期旅行者達による無視できない大需要の為か?短期旅行者向けニーズにも充分応えており、見てみると日本ではとうに過ぎ去った感のある爆買いを彷彿する。短期旅行者用、バラマキ土産用、日用品、慣れた旅行者在住者、または移住滞在者向け等、各ニーズ向けに広く対応できる、より便利な大型スーパーだ。それでは順を追って見て行こう。

先ず、所在はサンセットロードクタ向きの上り車線側の中ごろ、クタロータリーから約1km程離れていて、サンセットロードが緩くカーブするあたりにある。以前は綺麗な夕陽が眩しい水田地帯に延びるタダのあぜ道だったのだが、誰が付けたのかピッタリなネーミングで、現在でも夕方には美しい夕陽が差す。地上階は駐車場、中へ入りエスカレーターを上へあがると。見た感じ、典型的東南アジアにある三流地元ショッピングモールの様相で、中二階に特に目を惹くものは見当たらない。更にもう一層上に上がると、、三階フロアに総合スーパーマーケット・エリアが広がっている。商品構成、店舗規模、設定価格等、タイで言うなら、ちょうどテスコロータス?BIG-C辺りに該当すると想う。
典型的な中産階級向けストアだ。
酒税の関係か?一般的にお高いお値段が多いリカーセクション。反対に庶民向け価格設定で、品質に文句はないベーカリー、私は訪れれば必ず利用するベーカリー、食事用パンがお薦め! 定価、または従量制でボラれる心配無用な青果セクションは、ハエ蟻等の他生物も居ない、誰でも安心な普通のお買い物ができる。 街中では外国人はボラれることの多い、エキゾチックな農産物の王様ドリアンも従量課金だ。その他、旅行者向けバラマキ土産用に適する商品が結構充実。 後は一般的な都市生活用途向けの普通の商品群もこの通り。とまあ、こんなもんだが、他の東南アジア諸都市と同様、バリ島でもライフスタイルの急速な西洋化が進んでいる。清潔で効率よく便利な分だけ、さしたる特徴は無いが、日常生活にはそれで充分だ。その国の社会生活の実勢を観たければスーパーマーケットで行ってみるのは王道だ。興味があれば覗いてみては?

エアアジア・ジャパン