近年、ここジャランシリギタにも低から中価格帯の街スパが乱立気味だ。約10年程前までは全くスパなど存在せず、クタ方面の市街地までよく出向いていたのだが。しかし、マッサージは数があれば良いってもんではない。無論、建物施設でもない。価格ですらないというのが私の持論だ。

この店は在住30年以上? (いや、もっとな筈だが)この街の移住組の先駆者の一人の米国人男性とその奥方がオーナーで店名はPuriPijat、ピジェットはインドネシア語でマッサージを意味する。マッサージが国技?のタイ王国と違いBalinese Massageというジャンルが確立されているにも関わらずに、時としてBali Rub down (こするさするの意)と揶揄され、失望することが多いバリ島のマッサージ業界に嘆き疲れ、結局、氏が自身でで開業したのが始まりだ。しかも低価格を堅守している。バリニーズマッサージが1時間が8万5千IDR(税込み)その他、リフレクソロジー、タイ、指圧等、数々のメニューがあるので自分に合ったものを選択すればよい。

店内は大きくないが静かで清潔、シーツリネンは顧客毎に取り換える!これはバリでは珍しい!笑 実質を重んじるオーナーの意向だ。リフレクソロジーもちゃんとやる。
常駐スタッフは数人だが、全員平均して技術はバリでは良いほうだ。中にはお薦めがチラホラいる。現時点ではバリ人女性のコマンさんが断然一番だと想う。(近いうちに写真を撮り、マッサージ・ログのポストを載せよう!)

この店の特徴を一つ挙げるとすれば、それはスタッフとオーナーの施術研究だ。
先発移住組のオーナーは筋金入りのサーファーだ。(40年近く昔のバリに波を求め移り住んだのだ、当たり前だ。社会整備が進み、何でもある現在とは違う)

そんな彼が自分だったらどんなマッサージを受けたいか? 日々、スタッフとともに試行錯誤を繰り返して煮詰めている。サーファーである我々の意見も頻繁に採り入れてくれ、要望リクエストを推奨しているのも魅力ある特徴だ。店内は清潔に保たれ、洗濯屋も併設しているが。笑            要するに価格は街スパに抑えてあるが、仕事はちゃんとやるってだけの店だ。まあ、マッサージは個人的好みがあるものだ。要求は多様なのは自明だ。

しかしこのエリアで最初にメクラ打ちをして外すよりは、多少見当のつくこの店からスタートしてみてはいかがだろうか? どのスタッフを選んでもそんなに外れることはない筈だ!我々が貢献している。          最後になるが地図をどうぞ。