ありそうでないパタヤのカフェ系朝飯スポット。毎朝、世界的コーヒーチェーンでは現実的ではなく、かといって朝からタイフードで迎え撃つ気にもならないのがパタヤ侍の正直な気持ちではなかろうか?どうせ、前夜のダメージがまだ尾を引いている時間帯だ、ここでパッタイ、トムヤン、ラープなどは到底、無理っぽい。

独自とは言え食の洋食化が進んだ我が国。今日では我々日本人にとっても朝はコーヒー、パン、卵、オレンジジュースってところが正直無難で、それはファランと同じである。で、パタヤでそれは何処にある?望む望まないにかかわらずに早く目が覚めてしまうことの多い、笑!中高年のパタヤ侍には朝10時営業開始では役に立たずだ。それでは意外と、(かなりだ!)食にうるさいファランに訊いてみた結果、数年前に教えてもらったパーフェクトなスポットがこの店、Continental Bakeryだ。分類としては、以前に紹介したソイ・レンキーのLoaf、ブッカオ市場至近のPitini caféと同系のファラン御用達の朝昼食充実対応カフェベーカリー店舗だ。これらの店舗は意外と守備範囲が広く夕食にも充分対応出来るが、それには別の豊富な選択肢が無限にあるのがパタヤなのだ。ベーカリーというだけあって多種類ではないが実用的で安価な食事用パン類が揃っていて、営業開始は驚きの朝5時となっている。終日終夜修行に明け暮れるパタヤ修行僧、または敬虔なパタヤ・ジハーディスト、または単なる夜更かしが過ぎた不摂生パタヤ巡礼者にとっても嬉しい時間設定だ。

気に入っているので是非、多種多様な朝食メニューと店舗内観を載せたかったのだが、撮影を止められてしまった。典型的なコンチネンタル朝食類、スープ、サラダ類は勿論、このほかケーキ類や自家製っぽいヨーグルト、ミルクの類も用意されている。

店内は静かで店員も爽やかだ。主な客層は想定そのもので、前夜の激闘を終えたと思しき老ファラン兵達だ。笑 彼らは新聞がお好みのようで(スマホではない!)ちゃんと数セット用意されていて雑誌情報誌類まで置いてある。喫煙も外のテラスでご自由に。まあ、言ってみればオールドスクールな普通なベーカリーだ。ボーっとした体と頭をキックスタートするだけだ、それで充分だろう。パン、コーヒー、卵、フルーツ、サラダ、スープと新聞、それに静かな店内、それと灰皿か? で他に何が必要だ? 嬉しいことに立地は便利でアクセス良好な割には交通量が少なくて静かなサードロード・ソイ23にある。

:追記 後日、メニューの最後に他のブランチが掲載されているのを見つけた。所在は以下の通り付近をで訪れたら覗いてみては?

 

朝飯に困ったら使ってみて欲しい、失敗はしない筈だ。