年末のホリデーシーズンに突入している。我らがタイ王国を訪れる予定の同胞も多くいるに違いない。最近は旅行関係のランキングも多種あるがAgoda,  Tripadviserなどの大手サイトが発表する幾つかのカテゴリーでもバンコクは1位に挙げられていて、バンコク中心部の物価をみてもそれは頷ける。 乾季もたけなわだ今頃、各スポットはきっと世界各国からの観光客でにぎわっているのだろう。渋滞地獄都市バンコクではおのずと歩くことも多くなり気候条件ともあいなり、一日が過ぎるころにはヘトヘトになる。     (下の様に空いていればよいのだが)

それでふと思いついて、個人的にも長年にわたり利用しているとっておきのスポットを短く載せようと思う。急に思いついたのであり合わせの画像しかなく、今更感が拭えないがご容赦願いたい。

若石健康法徐富弘氏とあるが、マッサージ店ではなく診療所となっている。

場所はスクンビット・ソイ36、BTSトンローから徒歩5分だ。

BTSトンロー駅を出て、ソイ36を100m程進み、有名な激辛ラオス料理店ビエンチャンキッチンの角を右折、更に50m程か。路地入口に足の看板がある。閑静な住宅街の中の一角にある。広めの庭は駐車スペースとして使われている。樹齢がいかほどになるかは不明だが大木もあり鬱蒼としている。ここが意外なほど静かで、夕刻になるとリスや何やら甲高い声で時を告げる野鳥たちの声がビルの谷間に反響し、都市にいることを忘れられるコンクリートの海に浮かぶオアシスのようだ。よく施術の前後にいっとき佇むことにしている。庭内で放し飼われている老犬が近寄ってくるがそっとしておいてやって欲しい。

客層は半分近くが日本人で後は地元の余裕のある人達で、気休め・リラクゼーションマッサージでは満足できない本物を求める客たちだ。西洋人は皆無で以前、試しに2度ほど知人屈強大型西洋人を連れて行ったが、CIAの尋問テクニックに匹敵する筈だとか言ってもうそれから戻ってこない。笑      言っておくが基本激痛だ。見よ!この手を。手の指関節部に加えて時に木製の突起物も用いられる。しかし、終わるころには足は新品になっているはずで体も然りだ。メニューは足底のみ、背中肩部込み、全身等、患者の要望に応えてくれる。値段は高めで1時間で400バーツからで私も含め、通常100バーツのチップが渡されている。昔、地球の歩き方に掲載されてから、休日午後ともなれば日本人客で混雑で待ちになるのでその辺注意されたい。私もつい最近利用したばかりで、毎回不眠気味の生活パターンを言い当てられて焦るばかりだ。またチャトチャック市場の後には必ず行くことにしていて、棒のようになった脚がほぐされていく感覚と言ったら! もう10年来の病みつきだ。足裏マッサージに関しては台湾本土を除き、ここ以外は一切行かなくなってしまった。市中の生温いインチキ脚マッサに飽きたら是非行ってみてはどうだろうか? きっと満足できると思う。最後に地図をつけておきます。