これは文句なくC級グルメだが短く載せてみる。サテはマレー系串焼きとして昨今では国外でも広く認知されている。一般的なのはサテ・アヤム、サテ・バビで鶏、豚の順だ。そして今回のサテ・カンビンはヤギ肉だ。当地においてヤギ肉食の背景については個人的には疎いので詳しくは知らないが、サテ・カンビンは通常、道端で何故か夕方になると何処からともなく出現する怪しい露店で炭焼きで供される。それに男たちが群がるのだ。何故いつも男どもなのかは不明だが、聞くところによると強精食として信じられているという。(男なんかどこも同じらしい)普通はこんな感じだ。あまり冷やされているとは言い難い怪しげな生肉だ、自己責任でどうぞ。

そう、そのサテ・カンビンだがローカルから旨いと言われている小さな店舗に行ってみた。場所は NusaDua地区、ジャラン・シリギタの中ごろで坂を上がりきる手前左側。(バイパス交差点から見てだが)

坂の頂点から100m程手前になる。
店舗外観はこんな感じで黄色い看板が目印だ。営業時間ははっきりしていなく開いていれば入るだけだ。中へ入り座ってみるとこんな感じで、、
壁にはメニュー表示もある。何らかのセットメニューらしい。テーブル上のメニューはこのような感じで、数種類の単品アラカルトとそれがミックスされたセットメニューが用意されている。 この店は初めてなのでPaket komplit、(コンプリートパックを意味するインドネシア綴り)を選択してみる。どうなることやら。それで出てきたものがこれらだ。何やらスパイシーなカレーっぽいがそうではない炒めた飯、怪しいスープ、しっかり焼かれた串焼き、説明も理解も難しい炒め付け合わせに何故か白米だ。味はというと、概して油っぽくスパイシー、完食すると口直しが欲しくなるとだけ言っておこう。食べたことの無い味だ。うーん、ローカルアジアンは奥深いな。見当もつかない物には事欠かない。C級グルメが御用の向きは是非、お試しあれ。最後は厨房内で遊ぶ店主の息子の画像を。素朴な食堂では子供も素朴らしく可愛らしい。