この物件も最近開業したのだが秀逸なので載せることにした。Sendok coffee shop、センドックとは確かインドネシア語でスプーンだったような? 店舗裏がブティックホテル (Menzel Residence.)になっていて在住ドイツ人男性がオーナーだ。彼はこの店舗の他に付近だがビアガーデンも経営していて私も何度も利用している。(店舗名はNyoman’s Beergardenで検索すれば容易に見つかる。 )

先ずはコーヒーシップから。開店してまだ1年未満?オーナーがドイツ人だからなのか? 店内は清潔機能的でいかにも西欧的な雰囲気だ。

店舗外観も同様で半屋外テーブルスペースもあるが、日差しは遮られていて涼しく快適だ。
結構、感じが良く静かに過ごすには良さそうだ。
メニューは特筆するべき点はない普通のもので価格も普段使いのレベルに留まっている。WIFI完備、朝食メニューもあり朝7時から開いているらしい。要するにオーナーは既に長年にわたって地元店舗経営の経験があるので痒い所は知っている。よって無難なセットアップとサービスで瑕疵はない。場所もnusaduaビーチに続く最後の交差点付近で良い選択だ。しいて一つ挙げるとすれば、街路樹と周辺の他店の看板の為か?車両運転中の道路からの視認性が悪く、噂は何度も耳にしていても気づけなかった点だ。オーナーにその旨を告げてみたところ、やはりその点を懸念していたらしく赤色文字電光表示看板がつい最近設置されたので、以後それが目印になるだろう。

続いて店舗裏に位置する隣接ブティックホテルについて少し。名前は看板だとMenzel residence, Hotel.comのサイト上ではMenzel Villa Nusa Duaとも表示される。こじんまりしている表店舗裏に位置して背後は原生林っぽい。


カフェ店舗脇の通路を裏に向かって進むとDeluxe, standard, Superior(2bed room) の3ユニットがあり、各部屋は完全に独立し、且つ全室小さいながらもプライベートプールが完備されている。

(余談だが、以前個人的にこのような泳ぐには適さないプールがよく設置される理由、つまり西洋人が形状を問わずにプライベートプールを好む理由について数人の西洋人どもに訊いてみた。たとえ小さくても芝生の庭と同様に自前のプールを所有することはステイタスシンボルで成功の象徴を意味し、羨望を感じざるを得ない消費行動とされているとのことだった。特に西洋の古い諺にも出てくる芝生の庭に関しては意外と歴史は古く、中世にルーツを発する概念らしい。)
とても静かでプライバシーが優先されている。その為か近年、交通量の増えてきたジャランシリギタ沿いとは到底想えない静かな環境だ。小さいがプールもありプライバシーも守られていて小さなオアシス状態だ。プライベートを重んじる西欧人向けなのか、調査時ももすでに1か月契約の長期客が滞在中だった。

内部は静かで好感の持てるセットアップ、小さいが深そうなプール、水質も適切に管理されている。予約方法はHotel.comか、直接連絡に限定しているとのこと。その他のサイトには現時点では載せていないとのことだ。気になる価格は調査の時点のスタンダードルームで100USD/一泊、その他weekly, monthly rate も設定しているとのことだ。季節変動、需給バランスがあるので具体的価格の明示は避けるが、興味のある向きは該当時期の価格について直接問い合わせるか、サイトで価格調査してみて欲しい。