これは最初に断っておくが薦める自信は全くない物件です。しかし週末ともなればインドネシア内国観光客で(もしくは単にローカルか?)大変混雑し交通渋滞を引き起こす原因になるほど繁盛している。店名はワルン(マレー語地域で言う庶民的簡易食堂の意) イブ・オキで単なる辛い煮込みアヤム飯店です。Ayam Betutとかって呼ばれているかもしれないが確かじゃない。(痩せた鶏の断片、破片の辛煮と言ったほうが恐らく正しいかと)

昼飯時の店舗外観、光景はこんな感じで混み始めている。
メニューは無し、ただ座って供されるのを待つのみ、辛いか辛くないの調整と貧弱な飲み物チョイス、お世辞にも効率的、機能的とは到底言えないサービスと店内を自由に飛び回る沢山のハエが特徴だ。供される物はこれでご覧の通り、みんな普通に食べています。

食べるところはロクに無く、ただ辛いインゲン豆ぶつ切り、天かすモドキ、半卵、危険っぽいつくねと湿気た白米で写真のコークゼロは私自身の持ち込みだ。しかしいつも賑わっていて、よくローカルに連れられてくる西洋人を目にするが食べ始めると彼らが一様に無口状態に陥るのは観ていて面白い。下は付近の日常の風景。

おおかた、美味しいとこがあると言われて訪れるのだろう。笑 大概、なんとか無理やり食べようとするのだが完食できないケースがほとんどだ。苦笑 しかもポーションが小さくロクに腹にたまらない、ついでに不明瞭プラス不効率会計だ。飲み物入れて25000ルピア位なはずなんだが、えらく待たされた挙句に毎回会計額が違い、はっきりしない。そしてそのパッとしない店舗外観が追い打ちをかける。何故だ? 全くをもって謎な繁盛店だ。

全く意味を成さない味わいに逆に癖になった時期もあったが既にそれも終了している。C級グルメ体験を希望する勇者にはいいのかもしれない。但し、昼飯時は避けたほうが良い、何しろ大型バスまでも集まります。