朝晩の冷え込みが気になる季節になってきた。
それに呼応するように各地で紅葉シーズンも始まっている。
気候変動に起因する温暖化が叫ばれる我が国の近年の季節だが、寒くなり始めるとやはり秋冬の訪れは早く感じる。

先々週の京都ではTシャツを纏い紅葉は何処かと右往左往した筈だが、今日はダウンコートを羽織っての紅葉見物だ。
この季節変化の早さは私の本来の活動地域である東南アジアには絶対ないものだ。

山間部は尚更季節の移り変わりは早い。晩秋になる日没も平地より早く気温の低下も顕著。現地到着が遅く日照を逃してしまい残念な画像だが、どうかご容赦ください

本日訪れたのは本州太平洋岸中部、静岡市の山間部の梅ヶ島新田温泉黄金の湯。
オクシズと呼ばれる南北に長い静岡市の山間部にあり、静岡市中心部から安倍川沿いを北上すること約50km、所要時間約1時間の山間の温泉郷だ。

その歴史はみての通り意外に古い。道幅狭く先細りの県道でなんとかたどり着く。辺りは物悲しく寂れていて良い感じ。目に入るのは工事車両、ツーリング愛好家、年配の湯治客、訳アリっぽいカップルさん達がちらほらと。。

本来紅葉の撮影に訪れたのだが、残念ながら木々の葉の色合いが期待した通りではなく撮影を断念。
その憂さを晴らすべく、辺りを見回っていて見つけたお誂え向きの温泉浴場施設が梅ヶ島新田温泉黄金の湯だ。

施設の規模は普通サイズのスーパー銭湯ぐらい。大きな駐車場、内部に休憩スペース、地域文化や地勢を紹介する展示スペースなどもある

:梅ヶ島新田温泉黄金の湯の詳細はこちら

入場料金は700円。
これは一日券有効となっていて当日なら出入り自由だという。
営業時間は午前9時半から午後4時半(12月~3月期)

早速風呂に入ってみると広めの室内浴場に浴槽はぬる湯と通常湯の2槽。
外に良い感じの露天風呂が一槽。
ここ黄金の湯の一番の特徴はその泉質。
施設HPによれば無色透明でトロっとしていると書いてある。
肌につくとヌルっとしているがベタつく感じはなく、硫黄臭なども気になるほどではない。
湯温もちょうど良く、長湯しても平気なレベルだ。
万人受けする標準タイプだが、湯質や雰囲気からして温泉情緒に不足はなく至極快適だ。

黄金の湯から約20分程のところにあり、1707年の宝永地震によって起きた大規模な山体崩落現場の大谷崩れは日本3大崩れの一つらしい

周辺にはいくつかの滝、キャンプ場などがあるが全体的には寂れている。
飲食店やコンビニなどは見当たらない。
一級河川の安倍川の源流部に向かい数キロ程上流に上れば梅ヶ島温泉となっていて、そこには十軒に満たない温泉旅館が集積している。
みたところ、それらの施設でも立ち寄り湯は可能なようだ。

ざっと梅ヶ島温泉の紹介としてはこんなところだ。
寂れた静かな山間の温泉、それが入用なら黄金の湯はちょうど良いだろう。