インドネシア共和国バリ州法務省副長官が1月9日に公式に発した声明によると、近い将来に接種開始が予定されているコロナ・ワクチンの接種を拒む者は罰せられる事になるらしい。

インドネシア国家医師会のEdward Hiarie氏が、You Tube チャンネルで述べているのは以下の通り。。

”この未曽有の全地球的なパンデミックに於いて、ワクチン接種は国民共通の義務である。これを拒む者は共和国の名の元において制裁が科されることになる”

”正当な理由なくワクチン接種に反対する事は、2018年に施行されている衛生検疫法条項第6条に抵触することとなり、これには最大1年間の収監、または罰金1億ルピア、もしくはその両方の罰則が規定されている。衛生省の定める検疫関連法の定める検疫措置に従わない者、またはそれを妨害する者は公共衛生上の危険と規定され、制裁の対象となる”

Gadjah Mada 大学犯罪法学博士でもあるインドネシア共和国副大臣も述べている。

”同時に制裁は最終的な手段であり、最初から厳格に適用されはしないだろう。しかし、それは段階的に適用されていくので国民は施行開始に備えて欲しい”補足だがインドネシア共和国大統領ジョコウイ氏は、今週中(1月第3週)に政府高官を対象とした食品医薬品局による非常時緊急承認措置により特別認可されたコロナ・ワクチンの接種が行われる見込みだという。

この記事を目にしたのは本日なのだが、見た瞬間に声が出てしまった。。
ほら見ろ! 案の定、出たよ!
洋の東西を問わず、世界各地で一向に歯止めのかからないパンデミック。
もはや、全世界レベルでのワクチン接種が最後の望みだと想ってよいだろう。

(それにも緒論が有り、望むほどの確信と安心感は感じないけど。。)

問題はどのワクチンをいつのタイミングで打つかだ。。
私個人の気持ちとしては、出来れば直ぐには接種したくは無い。。
しかし、諸事情により接種が避けられないと為るのなら。。

(近い将来、海外渡航や航空機搭乗の必須条件になる予感が。。)

打つとなれば漢民族が多く棲む某国や、北方の多くのスラブ系の方々が棲む寒い国以外で開発された代物を打ちたいと想っている。。

しかし、インドネシアは中国のワクチン開発計画の当初からそれに参加している。
先日も、中国からのワクチン供給契約が調印されていると報道が有ったばかりだ。
多分、大多数のインドネシア人にはそれが打たれることになるだろう。

問題はインドネシア国内に滞在する非インドネシア国籍保持者の扱いだ。
世界中でワクチンの優先順位を巡って水面下で熾烈な争いが起きるのは必至。
何せ西欧の富裕国では自国民が万単位で絶命していて、その切迫度は高い。

この競争に第3世界の盟主の一国とは言えインドネシア共和国に優位性があるとは到底想えない。(この点について特に個人的な他意はないが。。)
まして自国民でもなく、その大半は時に退廃的で、いつになっても人種差別的態度が抜けない、舐め切った西洋人の為に、わざわざ政府が西側製ワクチンの入手を努力する?
残念ながらそんな可能性は少ないだろう。。(大儲けできるのなら話は別だが。。)悪い条件はこれだけに留まらず。
現時点では公共交通機関が感染源になりうるのは否定できていない。
特に航空機内での安全性がハッキリとしない現状では尚更。
そんな事もあり、既に瀕死の状態である世界の商業航空運送業界を救う唯一の方策は全世界的なワクチン接種の開始だと言われている。

つまり近い将来、航空機搭乗の条件にワクチン接種が加わるんじゃないかというのが私の見立てなのだ。(私だけでは無かろうが。。)
今も現地に留まる私の知人友人達も、中華製ワクチンを打つ羽目になるのではなかろうか。。(彼ら自身の見立ては知らないが、今のうちに西側に戻らないとそうなりそう。。)

2020年後半、ビジネストラック(限定的な商用渡航を一定数認める限定措置)を利用した波乗り客が大挙してバリ島に押し寄せていると聞いていた。。

さもなければ、ある意味コロナウイルスより厄介なインドネシア共和国の国内法や警察官と対峙することになりそうだ。。
最近では、ビジネストラックなどの限定措置を利用してインドネシア共和国への渡航を果たしている同胞達も多いと耳にはしているが。。
私個人のバリ島への早期渡航に関する今の気持ちは否定的のままでいる。。
皆さんはいかがだろうか?