インドネシアCovid19対策局副長官が明らかにしたところによると、コロナウイルス用ワクチンが実用化された場合、バリ島とジャワ島の医療関係者から投与を開始する計画だと明らかにしている。

Luhut Binsar Panjaitan氏が、バリ島とジャワ島で続く医師を含む医療従事者の損耗を念頭に、最初に投与が優先されるべき対象はコロナパンデミックに於いて最前線で対峙している同地域の医療関係者であり、一般市民はその後に投与を受けることになるだろうと9月18日の会見で語ったとされる。

引用元 The Bali Sun

インドネシアは現在、中国の製薬会社Sinovacと、アラブ首長国連邦の製薬大手G42の両社とコロナウイルス用ワクチンの開発を進めている。
西ジャワ州のBandungで開発中のSinovacのワクチンは現在、臨床試験の第三段階に達している。
同時にインドネシアでは、Merah Putihという自国によるワクチンの独自開発も進行中で、開発を主導しているのはEjikman Molecular Biology Institution。
現在は臨床試験以前の開発初期の段階だとされている。

引用元 The Bali Sun

バリ島では9月18日現在、コロナ感染症例数が7534例で6073名が回復し、致死率は2.64%に達している。

:詳細は The Bali Sun