全てが順調に見えた2020年の年開け。
風変わりな流感が遠い中国の内陸部で流行しかけているとは小耳には挟んでいた。。
しかし、どうせいつもの事と世界中がタカをくくっていたのが。。
当初は中国国内での出来事だったのだが、時は春節。。
繁栄の甘い果実を手にした中国人達がその時に大金、夢、そしてCovid-19ウイルスを手に世界に散って行き、僅か3ヶ月間という短い時間で世界中を途轍もない不幸のどん底に叩き込んで。。
それから半年の時間が過ぎた現在。
未だ国境を超えた移動が制限されているが、ようやく明るい兆しも見えてきた感もある。
そんな中、アメリカ政府の渡航関連情報を取り扱う組織が、グーグル検索ボリュームのデータからポストコロナ後の世界的な希望渡航先調査を実施し、その結果が発表されているので参考までに紹介する。
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徐々に渡航制限が緩和され始めた現在、世界の人々はようやく自身の次回の旅行について考え始め出したようだ。
過ぎゆく夏を惜しむように短い夏休みを物色する向きや、中には来年の2021年度の新年早々の旅行先を物色したり、或いは何処かの国が突如開国を決めるのでは? なんて淡い希望を抱いたりと。。
そしてその調査結果だが。。
なんと第一位はあのイタリア?
平時ならともかく、、気は確かか?
パンデミック初期には非常に危険な国の一つだった筈だが?
まあ、行きたいと望むのは自由だ。。
実際に行くかどうかは別として。。
次がインド洋の島嶼国モルジブ。。
これは判らないでもない。。
富裕な先進工業国が集まる西欧はもうすぐ長く寒く暗い冬が訪れる。
前年の冬から家に閉じこもり、普通だったらようやく陽の光を浴びることのできる筈だった夏にも再び屋内に押し込められて。。
そしてまた長く辛い冬に突入だ。
その前に、温暖な青い海、白い砂浜に寝そべりたいと熱望する気持ちは痛いほどわかる。
シケた(時化たか?)北大西洋のどんよりと曇った濡れた砂浜でなく。。
その次がメキシコ。。。
これは何故かわからないが。。
暖かいとこで安価だが強烈な安テキーラでも煽って憂さ晴らしをしたいのか?
そして4位に我らがタイ王国。。
世界で最も検索されたポストコロナの旅行先として4位にランクインだ。
元々、バンコクなどはこの手の人気渡航先ランキングでの上位常連都市。
幾つかのランキングでは世界第一位でもある。
これらを見る限り、コロナパンデミック後もタイの世界的な観光地としてのポテンシャルに陰りはそう無いのかもしれない。。
ジリ便状態で危機的な国内観光都市の住民達も多少の希望を感じるのでは?
しかし、パタヤ等の代表的な有力観光都市では、既に回復不能の臨界点が近いと言われる。
ワクチン臨床試験? 2021年開国? 手遅れにならなければ良いが。。