バリ島州政府は、流行の沈静化の兆しを見せないコロナパンデミック対策の一つとして、島内でのマスク着用を罰則付きの義務化とすることを決定。
正当な理由を経ずに公共の場でマスク非着用だった場合の制裁として、10万ルピアの罰金が科されることとなる。(10万ルピア=約860円)

非着用が認められるケースとして演説時、食事、祈祷礼拝等が挙げられ、他にマスク着用で実施が困難な事柄についても言及されている。(その場合は、1mの物理的距離を保つこと)
バリ島に於いては、既に似たようなプロトコールは発布されてはいたが、今回の措置は違反者には罰則制裁付きの一段階厳しいものとなる。

同時に民間の商業施設、法人組織、公共施設に於いても、必要な感染予防措置を執る事とし、違反者には100万ルピア=8600円程の制裁金が科されることとなる。

尚、新規則の施行までの移行措置として2週間の猶予期間が設定される。(8月26日から2週間)
規則の執行機関として地方公共自治機関、インドネシア国軍、国家警察がその任に当たり、違反者にはその場で制裁金の支払いが必要となる。

なんとまあ、新たに警官、兵士、バンジャのゴロツキどもに市民から金を毟り取る口実を与える様な施策が施行されるようだ。
これについては、前記事でも触れている。。

この様になるのは目に見えている。着用が義務化になるなら、常にスペアを含めて抜かりなく携行するのが賢明だ。マスク如きで不必要なトラブルを惹き寄せることはない。彼らは従順無害な邦人旅行者を手ぐすね引いて待っている

Covid-19騒ぎの前から国民的なマスク着用習慣のある我々には大きな負担にはなり得ないが、ちょっとした気の緩み、失念、紛失時に面倒なことになりうる可能性が。

万が一、次回の来訪時に該当者になってしまったら、違反金は10万ルピアだけだと想いだして欲しい。
決してそれ以上は払う必要はない。
例え、そのように仕向けられても。。