先週あたりから盛んに関連メディアに載り始めていたトラベルバブル構想。
連日、タイ政府内でも協議中が進行中で、近日中に何らかの追加発表があるのではというのは前記事でも述べた通り。
本日、タイの主要英字メディアに新たな関連記事が出たのでそのまま紹介する。

結論から言うと、、我々の番は、残念ながらまだだ。。
最初に入国を許されるのは、やはり専門職従事者、国際会議出席者などになる。
他に想定されているのは、技術者、エンジニア、高度専門的技能者、またはタイ国内で雇用される外国人教師等。。

対してタイ国内の観光は政府のテコ入れなどもあり始動してきている感がある。 ドンムアン国際空港

観光を目的とする外国人は、この時点での入国を許されるカテゴリーには含まれないと政府の担当官によって明言された。
続いて現在、タイ王国は多くの国々からトラベルバブル構想の打診を受けていることを明らかにしたうえで、相手国の感染抑制の(或いは増加)状況を注視しつつ対話協議を継続していて、その協議は来月にもずれ込む可能性を示唆したという。

出発便が集中する時間帯はどこもこんな感じだ。。2次感染の懸念は現実的と言えるだろう。

消息過筋によると、当局は早期に観光客の受け入れを始めた場合の国内経済への波及効果と、開国によって再度持ち込まれる可能性のある2次感染によるダメージとを慎重に査定し、現時点での外国人観光客の受け入れは時期尚早と判断したという。
同時に国内世論の動向も鑑み、現在継続中の海外からの帰還者に課している14日間の強制隔離措置との整合性を考えた上での結果だと言う。

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尚、来週には厚生大臣がプラユット首相にトラベルバブル構想について報告する予定で、その時点で感染抑制に成功している国々の中から協定締結の可能性が高い対象国を選ぶことになるだろうとのことだ。

我々、一般人にとってのタイ王国への帰還はまだまだお預け。多大な犠牲を払って感染抑制に成功したタイ。そう安易にそれを再度、危険にさらすつもりは更々無いのだろう。そう、我々のただの遊びのために。。 画像はパタヤ市内からほど近い、ウタパオ国際空港 パタヤ

同様に本日の別メディア上で、タイの民間航空局の発している商業機の同国乗り入れ停止措置の再々度の延長の可能性について記事があがって来てもいる。
現時点での乗り入れ禁止措置の期限は今月末まで。

現在、タイは段階的緩和措置のフェーズ4の状況で、これが今月末に終わりを迎える。
月が替わる時点で何らかの変化が起こりうると期待してはいたが、その変化に外国人観光客の受け入れ再開はどうやら含まれないことが確実になった。

倒産、路線廃止、LCC統合の噂も囁かれる。Covid-19後は大規模な航空再編は避けられない。

まあ、薄々判ってはいたが。。
何せ、航空機自体がまだ何処も飛んでいないのだ。
どっかのパイロットはグラブ・フードのドライバーをやっているとの記事も上がっている。。(ケガなんかしないでくれよ!)
それが急に飛び始めてハイどうぞ! 乗ってくださいとなる訳が無い。
昨日までバイクに乗って弁当を配達していて、次の日からは旅客機を操縦かよ!
いいのか? それって?
LCCとは言え、ちゃんと物事が為されることを願って止まない。

麗しいお姿で颯爽とターミナル内を移動するCA達。今頃、彼女達は何処で何をしているのか?

トラベルバブルか。。
来月アタマの淡い夢が弾けたって訳だ。。