5月31日バンコク都知事により、Covit-19感染対策として引き続き営業停止を継続させる16業種について発表された。
並行して飲食店での酒の提供も同様に禁止が継続される。
停止期間は6月30日までか、追って更なる発表があるまでとされる。

バンコク有数のレッドライト・ディストリクトのソイ4ナナ。 興味のある向きは、通常運転に復帰した後、一度は見てみるべきだ。此処は凄いから、是非、夜間にどうぞ!

7月1日まで延長が決まっている非常事態関連法により、違反者には最高懲役1年未満、最高10万バーツの以下の罰金が科されるとあり、違反事業者には営業許可の取り消し等の措置が執られるとある。

* 発表された16業種は以下の通り

: ナイトクラブ、バー等のナイトライフ関連娯楽施設
: ウオーターパーク、アミューズメントパーク
:  子供用のアミューズメント遊具系施設、公園
: ビリヤード場
: ショッピングアーケード
: ゲームセンター、インタ―ネットカフェ
: 闘鶏場リング、またはその関連施設
: 高齢者養護施設、(永住型施設は除外)
: ボクシングスタジアム
: マーシャルアーツスクール
: 競馬場
: バスハウス
: 風俗系マッサージ店舗
:   競技場
:    宴会、集会場
:  闘牛場等の多人数を収容できる賭博関連施設

 

ちょっとだけでいいから是非寄って行きたいのは充分判っているが。。悪いけど、まだお預けだ。

色々と並べ立てられているが、パッと見たところは、概ね、納得がいくような業種に纏っている。
その中でも、一般人の最も気にするところがバーやナイトライフ系関連店舗であろう。
飲食店やレストランでの飲酒もまだ駄目と来ている。。
そして、ギャンブル関連も依然としてまだ駄目だ。笑
パンデミック初期のルンピ二・ムエタイスタジアムでのクラスター感染の教訓も、まだ記憶に新しい。。

酒が飲めないとなると、食べたら直ぐにそそくさと立ち去れというのか? ニューノーマルは社交家にとってはかなり味気なくなるだろう

人間の煩悩を痛く刺激する罪深い悪習や、ストイックな身体活動、または快楽の追求を求める場所が軒並み駄目だ。。
愛好者にとっては、さぞかし辛いところだろう。
しかし、タイ政府よ! 随分と思い切ったことをやるな!
元々、飲酒に寛容なこの地で、前時代的な禁酒法かよ!
しかし、先日まではタイ全土で酒類の販売や、県境を越えた移動までが禁止されていたことを考えれば、現在は購入できるだけマシと言うものだ。

ムム? 一体、ハッピーハンド・マッサージって、どんななのだろうか?

しかし、そんな厳しい措置の甲斐もあってなのか?
タイでは感染の拡がりは、現在までかなり低く抑えられている。
本日、日本政府も感染が抑えられているタイ王国からの入国制限を解くと発表が有ったばかり。

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何はともあれ後一ヶ月の辛抱で、更なる緩和が期待される。
但し、油断しなければだ。。
各国の政府当局者も、この前例無き非常事態を前に判断に苦労している筈。

眼下にチャオプラヤー川を臨む。バンコク都市圏は人口1600万が住む世界有数の大都市圏で、地元民はそれをクルンテープと親しみを込めて呼ぶ

3か月近く続く辛抱も、アジア圏ではどうやら峠を越したのは確かなようだ。
しかし、ここでCovit-19を罹ってしまっては元も子もないので、引き続き用心しながら過ごしタイものだ。