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今朝の事だが、何やらスクートから通常のプライスアラート系のセールス関連メールではなさそうな見出しの付いた知らせが届いていた。
通常、航空会社からこの手のメールが届くのは、彼らにとって何やら不穏なことが起きた時だ。

例えば、自社便に事故が起きた時や、(2014年に起きたエア―アジア初の墜落事故の時も、何かが来た。。)今回の様な社運がかかるような惨事の時に多い。
最近も、エア―アジアのトニーフェルナンデスからも、似たものが届いたばかり。

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コロナ・パンデミックに絡んで、運航停止がされた航空券を数枚持っている私としては、この手の知らせが届くたびに嫌な予感に苛まれる。
それに加えて経営状態が危ぶまれるタイ国際航空には、更生法の適用も囁かれているし。
前回のバンコクからのギリギリの脱出行以来、航空券絡みの案件では全く心穏やかでは居られない。

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そんな落ち着かない気持ちになりながら本文を読んでみると。。。

とまあ、長期のロックダウンにより気持ちが沈みがち我々にとっては、いささか感傷的になってしまう様なチョットよい文面だ。。
先日に届いたトニーフェルナンデス氏からの文章と同様。

こんな状況で新進の国際的LCC企業を率いる重責とは、一体、如何ほどか?
航空会社などは、飛ばしていないと存在しているだけで金がかかるのだ。。
今、この瞬間も、借金が否応なしに積み上がってゆく。。
しかも、航空産業の従業員は高度の専門性が必要なものが多く、単に首を切れば良いってものでもない。(再度、見つける時に余計に金がかかる。。)
毎年、地球を一周分程、移動と搭乗を繰り返している、いちユーザーとしても、全く同情を禁じ得ない。。

続いて更にこんな記述もあり。。

なるほど、先月の大規模運航停止後に、航空各社が多少なりとも利益を確保するために商業便機材の客室に保護措置を施して貨物を輸送するという妙案についての記事を、目にしている。

引用元 Aviation Wire

スクートと言えば、国営のシンガポール航空が出資するLCCだ。
現在の運行経路を見ると、きっと海外で立ち往生している自国民の帰国をも支援しているのだろう。

そう言えば、つい先日、私のクレジットカードにスクートから、300円程のミステリアスな返金がなされていた。
おいおい、なんだよこれ? 原券に支払った価格はこの100倍以上だ。。
こんなメールを送ってくる彼らだ、、この件も、ちゃんとやっていると信じたい。
しかし、きっとこれもLCCの経理システム上の事なのだろう。。。

(原券の価格に上乗せされる各種のサービス料や諸税が色々あるので、どうせ、そのうちのどれかなのだろう。。)

まあ、返金処理が完了するまでに最大14週間が、かかるかも知れないとの通知も来ていたので、我々としては倒産しないことを祈りながら気長に待つ他ない。。

昨今のLCCの興勢で空の旅は格段に手軽になり、最近までは、まるで路線バスに乗るような感覚。価格を含めてその利便性には隔世の感が有ったのだが。。スクートに限らず、一刻も早い航空運送の正常化を願うばかり。

世界が民間航空便の運航を相次いで停止して、早2ヶ月が過ぎた。
そして世界経済の主要プレイヤーの間では、パンデミックもようやく峠を越しつつあり、各国で商業便再開への動きも出始めているようではある。。
6月とは言わないが、せめて7月初旬くらいまでには、何とかなってくれないだろうか?

そう願わずにはいられない。。