我が国でも緊急事態宣言の解除が決定されたが、海の向こうの各国でも事態が徐々に動き始めたようだ。
タイ国際航空が国際線の運航を再開するにあたり、予約販売を開始しているという。
今から7週ほど前になるが、タイの国家非常事態宣言の発令を受けて手持ちのバンコク-成田帰国便の土壇場の運航停止を喰らっている私だ。
少しは何かを感じるところもある。。
特別措置を施された当該チケットもまだある事だし。
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実際は、同社の運航するルートの一部、32路線を7月1日に、翌日2日に5路線を再開予定だという。
運航路線は、成田、羽田、大阪、名古屋、台北、香港、ソウル、北京、上海、広州、
ハノイ、ホーチミン、プノンペン、ビエンチャン、ヤンゴン、デリー、クアラルンプール、シンガポール、マニラ、ジャカルタ、デンパサール、ダッカ、イスラマバード、ラホール、カラチ、シドニー、メルボルン、パース、オークランド、ブリスベン、
ロンドン、フランクフルト、コペンハーゲン、ミュンヘン、チューリッヒ、パリ、ブリュッセル となっている模様。
軒並みタイ好きで、お金を持ってそうな上客達が多く住む国々を網羅してはいるが。。
大丈夫なのか? 最初からこんなに飛ばしても?
しかも、このうちの幾つかはヘビーなパンデミックの発生都市が含まれている。
タイ国際航空の予約サイトを覗いてみると。。
入力すれば、まあまあ普通に出るようだが、これで安心してはいけない。
まだタイ王国自体が外国人の受け入れを再開したわけではないし、各国の感染状況の推移や2次感染の拡がり等の懸念も大きい。
この辺は、以後、状況次第で決定されてゆく筈。
それに加え、先日のタイ政府による同社の救済再建計画もあり、不確定要素は満載だ。
私なら、此処で早まって購入を急ぐ気にはならない。
購入を検討するなら、各自で経由地や最終到着地の外国人に対する受け入れ状況を確認してから検討して欲しい。
タイ国際航空HPはこちらから
しかし、1800億円もの公的融資を与えられる国営会社であるタイ航空が、運航再開を決定するとなれば良い知らせであることには変わりない。
想像するに程なく航空各社が、これに追従をするのではなかろうか?
後は外国人に対する入国制限措置を、早急に緩和してもらえれば、尚、嬉しいのだが。
事態は進行している様に見える。
今暫くの我慢だ。。