クラスター発生を受けて、厳しいロックダウン措置が続いていたプーケットに、ようやく再開の動きが出ているとの報が入った。

引用元 The Thaiger.com

本日、(5月13日)プーケット県知事が、県内の新規感染者の発生数がゼロになり数日が経ったことを受けて、タイ民間航空局に対してプーケット空港の再開の許可を申請するとの発表。
現時点でのロックダウン措置の期限は5月15日深夜となっている。
プーケット空港は島内感染者の広がりを受けて、去る4月3日から閉鎖状態が続く。

プーケット一の繁華街パトンエリアの北端に位置するカリムビーチの露店群

アンダマンの真珠と言われるプーケット。南国気質で素朴な人たちと豊富な海鮮料理が魅力だが、こんなことも、もう永遠に出来なくなってしまうのか?

前時点までに航空3社が県当局に対し、1日1便プーケットへの国内商業便の限定運航の計画を示している。
同時に県当局は内務省に対し、県内の海港と陸上交通路の5月16日からの再開の許可を申請するという。

これを受けて以後、当地入境者は関係当局の定める所定の書類を記入、その提出が必要となる。
これらは以後、万が一、感染者が再発生した場合に必要になる追跡調査の為の措置。
必要事項の詳細は、近日中に発表されるとある。

プーケット南部ラワン地区

パタヤも良いが、プーケットもまた独特の良さがある。定期的に訪れればパタヤ、プーケット両方の良さを再確認できる筈だ

プーケットの新規感染者は5月11日より発生していない。
現在の島内感染者数は224名、バンコクに続き2番目の多さで、10万人当たりの感染者数は首位。

パンデミックがタイに広がった当初、早い時期に島内最大の歓楽街バングラロードエリアで急速にクラスター感染が発生し驚いた。
その後の当局の反応は早く、まさかの空路、海路、陸路の完全閉鎖。
当時は、こんな映画のような事が出来ること自体に驚きを禁じ得なかった。

プラーサバ、何故かサバ魚と呼ばれている

何故かプラー(魚)・サバ(鯖)とそのまんまの呼び名が付いている

そこからだ、タイ国内各地でも同様に厳しい措置が布かれ始めたのは。。
軍政が政権に就き、早6年。
賛否両論があるが、これが仮に民政だったなら此処まで迅速で断固たる措置は徹底できなかったであろうと言われているようだ。
その甲斐もあってか? プーケットや、域内にパタヤを含むチョンブリ県、しいてはタイ全国の新規感染者の発生数が止まっている。

どうかこのまま、沈静化に向かってほしい。
そして一日も早く開国して我々を再度、あの微笑みで迎えて欲しい。。