庶民的な物から超高級まで、無数の飲食店が熾烈な競争を繰り広げているパタヤ。
今では、国際観光都市という場所柄か、SNSユーザー等による詳細な情報が花盛りだ。
容姿端麗な人々が、こぞって挙げている数々の美食の数々。。
それも誠に結構で、私としては羨ましい限り。。
がしかし。。しがないイチパタヤ修行僧である私が特にひがむ訳ではないが。
そこには虚栄と幾つかの真実が交錯していないだろうか?
例外を除き、毎日インスタに挙げてる様な食事を摂ることなどは、殆どの人にとっては非現実的でな筈。
毎回、美しい飾りつけの5つ星レストランの飯など喰っている訳が無い。
そんなのは願望にしか過ぎず、第一、体にも財布にも害でしかない。
カモン! 恰好ばかり付けていないで、ここらで少しはシリアスになろう。。
我々には、もっと泥臭くて安い屋台飯だって疑いなく有用だ。。
そこで、これから積極的に庶民向けな実用屋台飯群も挙げていくことにした。
選考基準は、安全、安い、旨い、そしてある程度の客が付いている事。
私事だが、以前にタイの国際的ハイエンドなホテルに勤務するシェフ嬢と交際していた時に触れた事実がある。
失敗の許されない厳しい味の世界に生きる彼らは、日頃、顧客向けの味覚の探求に献身的な努力を惜しまない。
しかし、その場を離れてプライベートになると、彼ら自身が望む物は慣れ親しんだ屋台飯なのだ。。
酒を注ぎながら何度かトライして、ようやく彼ら自身の固い口をこじ開け訊いた言葉に驚いた記憶がある。
あのような料理は決して不味い物ではないが、と前置きしたのち、
私たちは、あんなの毎日食べたくない!と言っていた。。笑従い、今回は参考に2軒の屋台をを挙げておくが、果たしてこれらがパンデミック後に存続しているかは全く不明。
あわよくば目にしたときは、フラッと立ち寄っても害は無いだろう。
どうせ、一食あたり4~50バーツだ。
続いては、同じく地元民向けの食の宝庫サードロード沿いだが、セントラルロードから北方に暫く行った場所にある麺系屋台。
地図上にも載らない定点屋台だが、午後になるとコンスタントに客の姿を見る。
付近にある多くの宿泊施設や観光関連産業に従事するローカル達がよく食べているようなので間違いは無い筈。
この手の庶民向け普段使いの物件は経済性がよく、同時に流動性も高いのでいくら知っていても損は無い。
食べたいものが思い浮かばない時や、時間的にさっと妥協したい時などに知っておけば非常に便利だ。
しかし、ある程度ちゃんと覚えておかないと、必要な時に想いだせないなんて事も多々ある。
そんな利便性の良い物件群が、幾つもサードロード沿いにあると知っておいても良かろう。