コロナ・パンデミックがいよいよ破滅的に広がり始め、航空会社は減便や運航停止、各国当局は自国の首都を含む大都市の出入り、または前代未聞の一国丸ごとの閉鎖をし始めている。
本日から、ここパタヤでもスポーツ、娯楽関連施設などの閉鎖が指示されている。。

観光客の絶対数が減り、暇そうな嬢達。。。チョンブリ県の行政当局からのお達しによると、マッサージ関連店舗も閉鎖の対象だった筈だが。。。濃厚接触が定評のここパタヤの街マッサ群。。今現在、見る限りではいつも通りの緩ーい通常営業ですけど。。

そんな中、私自身も日本への緊急帰国を考え始めているが状況は流動的だ。
同時にこの状況が、健康問題を抜きにすれば前代未聞のパタヤ修行の好機であることには間違えなく宿泊施設は何処も低価格を設定していて、しかも空いているときている。
宿調査にはまたとないチャンスだ。
そんなこともあり、以前からよくagoda検索にヒットし、気になっていたサウスパタヤの路地裏安宿のチャバガーデン・リゾートに投宿してみた。
この単体物件も時世の例に漏れず、最近、OYO521 Chaba Gerden Resortと新進気鋭のインド系ホテルチェーンに加入して改名されている。
所在は、多少判りにくいローカルな住宅地が広がるサウスパタヤロード・ソイ10/1の路地のドン詰まりにある。
しかし、その分静かな環境で、敷地の反対側から便利なサードロードのソイ18 通称ソイ・ボンコットに接続している。

見たところオーナー家族が、実際に一つ客室に居住する地元の家族経営の宿らしい。
毎朝、主人らしき男性がBMWのバッテリー車を建物の電源から直接充電している。。笑

いかにもホームステイ的な乱雑さがみられるが、決して整っていないわけではない。よく言えば家族的な雰囲気か。。それが気にならないなら試しても良いかもしれない

今回利用したのはスタンダード・ダブル 35㎡の通常部屋。
ツインもあるようだが、違いはベッド配置だけだろう。
部屋種にはデラックスもあり、アゴダの説明によると40㎡と広めの部屋となっている。
そちらの方は二棟ある施設の新館の方を指しているらしく、値段は一泊あたり500円から1000円程+増しになっているようだ。

ではスタンダード・ダブルの客室を見てみよう。。。

通常サイズのダブルベッドは独り寝には広々だが。。2人寝となると少し物足りないかもしれない。。私はもう一回り大きいクイーンサイズの方が好きだ

設備は作業台、至近には電源アウトプットは4つあるが、そのうちの2つは冷蔵庫とテレビが接続、他にベットサイドを含めて部屋の各所に数カ所あり充分。キャビネット内にハンガー類、セーフもついている。支給水2本、ペーパー、石鹸、簡易シャンプー、バスタオル、フェイスタオルが2セットにコップが2つ。。

バルコニーには別のテーブル・チェアーが2脚。広さもそこそこで作業、物干し用途にも支障はない

バスルームや洗面台には若干の経年劣化の跡が否めない。シャワー水量水圧湯音は及第レベル

とまあこんな感じの施設設備の概観だが、、沈没系パタヤ修行には充分満足できるのでは?
今回、私が払った料金は驚きの一泊当たり一千円を切りるか切らない辺り。
アゴダで前もって推移を注視していたところ、一時一泊800円台の提示もされていた。
これではやっている宿の方も商売あがったりだろう。。
ハイシーズンでこれでは、さぞかしコロナが恨めしいだろうに!

バルコニーから市内中心部の方向を臨む。北西を向いていて午後は陽光が差すので洗濯物の乾燥にも良い

狭めで泳ぐには適さないが、シャワーも日光浴用のサンベットもあり。。何より静かな環境が落ち着く。。

一階エリアにはバイク駐車スペースや共用ソファースペースがある。
頼めば別料金で食事も出すようだが、滞在者は慣れた中長期滞在者なのでそれには及ばないらしい。
施設敷地内には飼い犬、猫、亀が毎日、悠々と同居している。
近隣環境は、地元居住者向けアパートやそれを支える生活関連店舗が程よく集積していて、地元民の生活環境との混成環境だ。

まとめると。。。一泊あたり千円台なら当たり前、2千円前半でもアリかもしれない。
徒歩圏内にコンビニ、屋台、洗濯屋、レンタルバイク等も充分にあり、中長期滞在には良いだろう。
しかし、市街地に出るとなると多少不便、バイタクも充分に散在しているが夜間は心もとないので、レンタル・バイクを駆る人向けだろう。

まあ、言ってみればパタヤ沈没志向の定宿候補位にはなれそう。。
興味があれば一度お試しあれ!
しかし、出来るのなら予約前の下見を薦めます。